米バージニア州アビングドン、住民襲撃を受けシカ管理条例を推進
米バージニア州アビングドンで、自宅の庭で夫婦がシカに襲撃され重傷を負う事件が発生しました。これを受け、市議会はシカの個体数管理や餌付け禁止に関する新しい条例案を可決に向けて進めています。専門機関の協力のもと、ハンターによる頭数調整や住民への注意喚起など、具体的な対策が議論されています。

AI要約 • 3行でわかるポイント
- 1米バージニア州で夫婦が自宅の庭でシカに襲撃され、数日間入院する重傷を負いました。
- 2事件を受け、アビングドン市議会はシカの個体数管理と餌付け禁止に関する2つの条例案を推進しました。
- 3州の野生動物当局と連携し、ハンターによる頭数制限の緩和などを通じて地域住民の安全確保を目指します。
自宅でのシカ襲撃事件を契機に条例案が浮上
米バージニア州アビングドンにおいて、市議会がシカの個体数管理を強化する2つの新しい条例案を進めています。この動きの背景には、今年7月に市内の住宅の庭で、住民の夫婦がシカに突然襲撃されるという深刻な事件がありました。
被害に遭ったトーマス・ワイズ氏は市議会で当時の状況を証言し、夫婦ともに複数の負傷で数日間の入院を余儀なくされたと語りました。「私が地面に気絶して倒れている間も、シカは妻を攻撃し、そして再び私を襲ってきた」と、その激しい被害を振り返っています。
行政と野生動物当局による対策の強化
この事態を受けて、バージニア州野生動物資源局(DWR)はアビングドン市に対し、シカの個体数を減少させるためのいくつかの選択肢を提示しました。特に雌ジカの頭数管理に焦点を当て、ハンターによる捕獲活動への参加を促進する方法が話し合われています。
町のマイク・コクラン町長は、「捕獲制限枠を増やすことは個体数削減に確実に役立つ。住民がもう1頭、2頭と多く引き受けてくれれば、個体数を減らす助けになるはずだ」と述べています。
新たに導入される2つの条例と今後の展望
市議会は現在、以下の2つの条例の第一読会を実施しました。
- シカへの餌付けや誘引を禁止する条例
- 州野生動物資源局と協力したシカ管理・個体数抑制策を確立する条例
これらの条例には修正が加えられ、第二読会は免除されました。被害に遭ったワイズ氏は市議会の迅速な対応に感謝を示し、近隣地域の安全対策が進むことに期待を寄せています。しかし、野生動物当局の専門家らは、個体数の変化が目に見えて現れるまでには2〜3年かかる可能性があると指摘しており、中長期的な視点での共生と管理が求められています。
この記事は WCYB に掲載された報道をもとにDEER POSTが独自に要約・整理したものです。詳細な全文や背景は元記事をご覧ください。
- WCYB住民がシカに襲撃された事件と、それを受けたアビングドン市議会によるシカ管理条例の推進を報じた地元ニュース。参照記事を見る↗